スタジオモニター
特長
◆ 低共振一体成形™( LRIM™ )素材を用いたコンピュータモデリングのキャビネットデザイン
◆ 高い音圧レベル( 122.4 dB )でも優れた低域性能( 26 Hz )を発揮
◆ ミッドレンジや高周波帯域で高精度な拡散を実現
【ミッドフィールドレンジのゴールドスタンダード】
KH420 は1.5 ~ 3 m の作業距離用に設計されたミッドフィールドスタジオモニターです。
予備容量と高精度な拡散により、この距離に無理なく対応します。音響環境が変化しても、ごく微細なニュアンスに至るまであらゆるディテールをニュートラルかつクリアに再現。どんなニュアンスも失うことなく、すべての音素を確実に表現できます。
構造は3 ウェイパワードで、熱保護回路を内蔵したクラスAB アンプ( 330 W と2 つの140 W )を搭載。ドライバ同様、数学的モデル化拡散™( MMD ™ )ウェーブガイドにより最適な精度レベルを実現しました。
サウンドの正確な水平拡散を実現することにより、聴取位置に柔軟性を持たせています。またナローな垂直拡散により、デスクやミキシングコンソールなど近くのものからの反射を低減。
このようにナローな拡散特性を持たせることで、作業距離が離れた環境においてもリファレンスサウンドを実現します。
【「プロフェッショナルの耳のそば」という最高の作業環境】
ミッドフィールドアプリケーションのほか、プロジェクトや音楽、放送、ポストプロダクションの各スタジオでのレコーディングやミキシング、マスタリングにおいてメインモニターとして活用するのに最適です。
マルチチャンネルシステムでは、どのNeumann スタジオモニターとでも自由自在に組み合わせてお使いいただけます。
【ポート仕様でも優れたダイナミクスを実現】
3 ウェイパワーにより、KH 420 は最大122.4 dB の音圧を実現しつつ、全周波数特性において高解像度とニュートラルなサウンド表現を維持します。
低域応答にも大変優れ、驚きの26 Hzまでカバー。ポート仕様なのに、低周波帯域でも「オーバーハング」や可聴共振の心配がありません。
また過渡応答も常に的確に制御します。
さらにコンピュータモデリングによる筐体には、定在波の共振を抑制し、特にミッドレンジでの相互変調歪みを低減するLRIM ™ 素材を選びました。
トレブルについては、特別開発のパワフルな合金ファブリックドームが歪みのないサウンド表現を実現。ファブリックドームが中音域を高精度に捉えます。
超軽量かつパワフルなネオジムマグネットを用いており、一般的なミッドレンジドライバと比べて、極めて低い歪みと優れた過渡応答が特長となっています。
【デジタル入力とディレイオプション】
デジタル入力モジュール DIM 1 を追加できます。
DIM 1 は、デジタルXLR 入力、デジタルBNC入力、およびデジタルBNC出力( 192 kHz/24 Bit )でスピーカーの電子特性を拡張し、柔軟なデジタル信号リンクを実現します。
DIM 1のディレイ機能( 0~400 msで調節可能 )により、オーディオ信号にディレイをかけ、オーディオ- ビジュアル同期( リップシンク )を行うこともできます。
また、高解像度ディレイ( 0.1 ms )により、伝播遅延も可能。
ディレイはデジタルとアナログの両方に適用できます。
レビュー
レビューはまだありません。